持続可能な未来を創る技術
◎ はじめに
SDGs de 地方創生プロジェクトが広がりを持つ中で、ファシリテーターのみなさまや、熱心な体験者(参加者)の方々から
・対話と協働の重要性はとてもよくわかった
・SDGsと地方創生の親和性も理解が進んだ
・まちの活性化に成功している自治体の例もわかった
こうしたお声をいただく中で、
「わかった、理解できたからこそ、次の一手を具体的に講じたい!」
こうしたリアルなお声も頂戴してきた次第です。
いただいた声からニーズを紐解くと、
・自分の地域の課題に合った「イシューマップを作成」してみたい!
・私たちの「地域資源を活用したアクション」を考えたい!
・さらなる行動を促すために「次に繋げるツール」が欲しい!
こうした部分が「次の一手」として見えてきました。
このご期待に応えるべく、地域の人々が起こすべきアクションをデザインし、具体的な一歩を踏み出すために、ゲーム体験の場づくりから一歩進んだ新しいスキルやサポートを、との思いで開発されたのが「SDGs de 未来構想」プログラムです。
◎ SDGs de 未来構想プログラムとは
issue+design の 10 年以上にわたる地域実践の過程で作り上げた、持続可能な地域づくりの本質となる課題解決プログラムである「SDGs de 未来構想」は、
① イシューマップを活用した地域課題の整理
② 課題解決の核となる問いの設定
③ 未来の兆しを予感させる事例(未来の芽)を用いたアイデアの発想
④ アイデアの効果や欠点を洗い出し、魅力を強化するシナリオの創出
この4つを通じて、地域を変えたい、もっと良くしたいと願う人たちの、その実現に向けた具体的な一歩を後押しします。
◎ ファシリテーター養成講座
【SDGs de 未来構想:持続可能な未来を創る技術】ファシリテーター養成講座
上記プログラムを地域活性や地方創生のために活かす人財(ファシリテーター)を養成するのが【SDGs de 未来構想:持続可能な未来を創る技術】ファシリテーター養成講座です。
本講座は、開発共同パートナー、プロジェクトデザイン社が持つ研修開発技術を駆使して形になりました。
課題解決プログラムを「4つのモジュール」に分け、体感的に学ぶことで、実際に地域の現状に合わせた課題解決力、未来構想力を養い、応用してご活用いただける研修として実装されました。
◎ 4つのモジュール
養成講座は以下の4つのモジュールで構成されており、丸二日間を費やして体感的に実践することで学びを深めていきます。
Module.1┃ イシューマップを作成する
「取り巻く問題の全体像を描く」
(それぞれ付箋に様々な課題をまずは出し合いながら対話を深めていきます)
(いろいろな立場のメンバーが集まることで、思考が刺激され、様々な課題があぶり出されます)
(各課題をイシューマップ上にプロットし、さらに対話を深めていきます)
Module.2┃ コアイシューを設定する
「掲げているテーマに関して、解決すべき課題を特定する」
(抽出した課題を眺めながら、相互に同関係しているのか、矢印付箋でループ図を描いていきます)
(ループ図を描いていくと、レバレッジポイントがおぼろげながら見えてきます)
(レバレッジポイントを「〇〇 の □□ のために、 何が可能か?」というコアイシューとして言語化していきます)
Module.3┃ 未来の芽を具体化する
「思考をジャンプさせて、課題解決のアイデアを描く」
(Module.1、Module.2で作ってきた「コアイシュー」と「未来仮説」の組み合わせから、課題解決のアイデアを強制発想していきます。)
(「コアイシュー」と「未来仮説」をマトリックスにし、強制的に発想してみることで、思いがけないアイデアが生まれていきます。)
Module.4 未来アイデアをビジュアル化する
「未来を描き、実現に向けて動き出すためにより具体化してシナリオ化」
(これまでに構想してきた未来アイデアを、8コマ漫画の形でシナリオ化、ビジュアル化することで、より精度を高めていきます。)
(8コマの漫画で表現されたアイデアは、より直感的に周囲に伝わり、共に実現する熱を持った仲間を引き寄せます。)
(課題定義から道のりを共にした仲間とアイデアを発表しあうことで、その実現が地域の課題にどう影響し、地域全体が変わっていくのか、そのうねりが見えてきます。)
◎ ファシリテーター養成講座の参加者を募集します(Coming Soon)
(第一回の参加者と、運営メンバーたち。ここから新しいチャレンジがスタートします!)
第一回ファシリテーター養成講座は、11名の参加者にご参集いただき実装されました。今後も、この想いに共感いただける仲間を増やしていきたいと考えております。
第二回、第三回の養成講座も、開催日が決まりましたらお知らせしていきますので、是非ご注目ください!
(SDGs de 未来構想 運営事務局一同 拝)