【初!】地方でのリクエスト開催! SDGs de 地方創生公認ファシリテーター養成講座

【初!】地方でのリクエスト開催! SDGs de 地方創生公認ファシリテーター養成講座

SDGs de 地方創生事務局では、2020年4月以降、「対話と協働の場」や「主体的に未来をつくる人材の創出」の実現に向け、ファシリテータ―養成講座をオンラインで開催してきました。

同取り組みでは「介護や子育て中で、時間の確保や長距離移動が難しい中でも受講することができてよかった」といった声や、「在宅でも全国の思いのある人々と繋がることができて有意義だった」といった物理的距離を飛び越え、全国各地の方々が一堂に会するメリットをご提供してきた一方、対面(オフライン)だからこそ感じられる熱量や、会うからこそ生まれる協働や交流が存在することを様々なシーンで認識してきました。

これまでの対面での養成講座は、全国からのアクセスのしやすさから、主に東京・大阪といった都市部での企画・開催が基本でしたが、オンライン開催で得た全国の方々が気軽に繋がる喜びや、コンテンツの名称でもある「地方創生」の本来の役割について議論を重ねる中で、「対面での養成講座こそ、地方部で開催すべきではないか」という思いを強くし、その機会を伺ってきました。

そうした中、NPO法人ふたばの内屋敷様より「神戸の長田地区で、対面型の養成講座を開催しませんか?」とご提案をいただき、2020年12月6日(日)に公認ファシリーテーター養成講座の「地方でのリクエスト開催」が実現しました。

NPO法人ふたばとは

兵庫県神戸市長田区にあるNPO法人ふたばは、2008年に閉校した旧二葉小学校を「ふたば学舎」(旧『地域人材支援センター』)としてリニューアルし、地域の資源や特性を活かしながら、神戸市のにぎわい創出や震災学習、まちづくり人材育成を目的に活動するNPO法人です。

旧二葉小学校は、昭和4年に開校し、最盛期には2000人もの子どもたちが通っていました。阪神淡路大震災の時には、地域の避難所として活用されるなど、地域の大切な場所の1つでしたが、子どもの減少や統廃合などにより閉校が決まりました。当時は取り壊しも検討されていましが、地域の方から市長へ「二葉小学校を残してほしい」と強い要望により、地域の交流拠点「ふたば学舎」として、今新しい役割を担っています。

ふたば学舎ホームページ

ふたば学舎は、昭和を感じさせるレトロなかわいらしい建物です。ここでは、地域の方が気軽に利用できるよう開放され、落語や映画上映などのイベント開催や貸館も行われています。

 

まちづくり人材育成事業の一役に

ふたば学舎のある新長田駅は神戸駅から各駅でわずか2駅。
駅を降り立つと、新しいショッピングセンターや新興住宅地が建ちながらも、昔ながらの商店街が連なる下町の雰囲気が残る趣のある街です。この新長田地区には愛着を持つ地元の人も多く、地元の地縁団体(自治会・婦人会)の活動は非常に活発だといいます。しかし、子どもたちが高校・大学に進学すると、三宮や大阪などの都市部に出て行ってしまったり、自治会組織への参加は若者にはハードルが高く、高齢化が問題となったりしています。

そこで、神戸市に住む1人1人が自分の関心からやりたいことを見つけ、横の繋がりや地域に関わる人材育成として「ふたば縁(ゆかり)塾」を実施。2020年度は、50代までの男女・既婚未婚問わずを対象に、子育て世代にターゲットを絞り「はいぱーぱぱままプロジェクト」を行っています。

企画者の内屋敷保さん。ご自身は新長田とは縁もゆかりもないからこそ外の視点を掛け合わせながら、いろいろな方が関わりやすい地域づくりをしていきたいとお話いただきました。

ふたば学舎では、震災学習の一貫として後世に震災の経験を伝える「語り部」をはじめとした取り組みも行っていますが、当時の経験を語れる人は年々高齢化していきます。

内屋敷さんは
「語り部の活動もまちづくり活動も、今新たに参画する人を見つけておかなければ10年後20年後当時の経験を語れる人はいなくなってしまいます。長田区は自治会や婦人会はとても活発に活動していますが、全国同様に、若い人にとっては少し敷居の高いコミュニティでもあります。地域に住む人々にとってハードルを意識させることなく、また記憶や文化を風化させることなくまちづくりに関わるきっかけになるコンテンツはないかと探していたときに、SDGs de 地方創生カードゲームに出会いました。年齢関係なく楽しみ学べるプログラムであることに魅力を感じ、また、ふたば学舎で養成講座を実施することで地域の人にふたば学舎を知ってもらうきっかけしようと考え、今回の開催相談に至りました。」と語ります。

 

地方部での養成講座を開催して

今回の養成講座では、神戸、大阪、京都、石川、東京、鹿児島など広いエリアからから参加者が集まりました。「地域の未来をなんとかしたい!」というメンバーが集い、感染対策をしっかり行いながら、同じ空間や想いを共にしたことで、生まれる絆や協働があることを改めて実感しました。みなさんの仮免許脱出の機会が早く訪れたことがその顕れだと思います。

※ファシリテータ―の仮免許制度については、こちらに記載しています。
『必ずお読みください 公認ファシリテーター養成講座の受講をご検討のみなさまへ』

繰り返しにはなりますが、地方創生を成し遂げるには、支え合う仲間の存在、想いに共鳴すること、そんな場づくりがいかにできるのか。それがとても大切なことなのだと改めて気づくことができました。
ゲームはあくまでも1つの手段にすぎませんが、こうした仲間が全国にできることも魅力の1つなのだと再認識し、この繋がりをどんどん全国で紡いでいきたいと想いを新たにしました。

 

お問い合わせ

現在、SDGs de 地方創生事務局には、組織内外で公認ファシリテーターを養成したいと企業様、自治体様などから日々多くのお問い合わせをいただいております。

「組織内で公認ファシリテーターを複数名養成したい」

「自分の地域でSDGsや地方創生の考え方を広めたいのでオープンに実施してほしい」など幅広いお問い合わせに対応しています。

興味のある方は、SDGs de 地方創生事務局(info@sdgslocal.jp)までお問い合わせください。